バスピンとは:抗不安薬・睡眠導入剤
バスピンとは、基本的には「抗不安薬(マイナートランキライザー)」に分類され、「睡眠導入剤」としても使用される「バスパー」のジェネリック医薬品になります。バスピンの有効成分も、バスパーと同じ「ブスピロン」です。
バスピンには、次のような特徴があります。
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「デパスやアモバンの代替品として人気」というのは、2016年10月に「デパス」と「アモバン」を海外から個人輸入できなくなったため、その代替品の抗不安薬や睡眠導入剤として、バスピンは現在、日本人に最も人気のある抗不安薬・睡眠導入剤となっています。
「非ベンゾジアゼピン系」というのは、化学構造が抗不安薬・睡眠薬の「ベンゾジアゼピン系」と異なるにも関わらず、ベンゾジアゼピン系と似た効果を示す薬のことです。「非ベンゾジアゼピン系」は、フラつきなどの副作用も少なく、依存性も弱いため、安全性が高いとされています。そのため、バスピンは現在でも、海外から輸入することを許可されているわけです。
バスピンは、主に、次の病気に使われる薬です。
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バスピンの主な作用は「抗不安作用」なので、不安障害に用いられます。さらに、「抗うつ作用」と「催眠作用(睡眠作用)」もあるため、うつ病の薬に使われたり、睡眠導入剤として使われたりもします。
バスピンは、日本ではまだ認可されていない抗不安薬・睡眠導入剤なので、購入する場合は、個人輸入サイトを通して、海外から輸入する形になります。バスピンは、バスパーのジェネリック医薬品になるため、「バスパージェネリック(バスピン)5mg」の名前で販売されています。
バスピンとは、抗不安薬・睡眠導入剤!
「バスパージェネリック(バスピン)5mg」正規品
バスピンとは:使い方
バスピンとは、抗不安薬ですが、「5mg」のタイプと「10mg」のタイプが販売されています。通常は、5mgきざみで用量を調整していくため、調整のしやすい「5mg」の方が人気があります。
バスピンを抗不安薬として使う場合の、一般的な使い方は、次の通りです。
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バスピンを1日2回に分けて服用する理由は、6~7時間程度で薬の血中濃度が半分になるためです。5mgの1錠を2回に分ける場合は、100均やドラッグストアでピルカッターを購入して、半分に切って服用するようにしましょう。なお、効果が出るまでには1~2週間程度かかることもあるため、増量は1~2週間単位で行ってもOKです。
バスピンを不眠症のための睡眠薬として利用する場合の、一般的な使い方は、次の通りです。
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入眠剤として使う場合は、すぐに眠たくなってしまうこともあるため、布団の中に入ってからバスピンを飲むのがおすすめです。
バスピンを抗不安薬として使う場合でも、睡眠薬として使う場合でも、増量は少しずつ行うようにて、必要最低限の用量になるように調整しましょう。
また、グレープフルーツジュースと同時に飲むと、バスピンの血中濃度が高くなりすぎて副作用が出やすくなるため、グレープフルーツジュースを飲むときは、バスピン服用後、2時間以上の十分な時間を空けてから使うようにしましょう。また、眠気やめまいの症状が出る時もあるため、バスピンを使っているときは、車の運転や危険な作業はしないように注意してください。バスピンは、個人輸入して自己責任で使う薬なので、副作用が出た場合は、すぐに中止した方がいいかもしれません。
バスピンと同じような抗不安薬や睡眠薬は、日本の病院でも処方してもらえますが、病院での1回の処方量は1~2週間分程度しか処方してもらえません。そのため、頻繁に病院に通わなければならず、さらに、行くたびに診察代もかかるというデメリットがあります。一方、海外の個人輸入サイトで購入すれば、大量に購入でき、いつでも使えるようにストックしておくこともできるため、日本人のバスピンの愛用者が多いわけです。
バスピンは、日本では未承認の薬なので、購入するときは、個人輸入サイトから購入することになります。日本の法律でも、バスピンを輸入して使用することは認められており、気軽に購入できるため、特に仕事で忙しい社会人の方に人気があります。バスピンは、バスパーのジェネリック医薬品であるため「バスパージェネリック(バスピン)5mg」の名前で販売されているので、常備薬として持っておきたい方は、一度、チェックしておいてもいいかもしれません。