バスピンの効果:不安や不眠への効果
バスピンの効果は、主に、次の2つです。
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「抗不安作用」は、不安や抑うつ、焦燥感などを軽減する効果です。そのため、不安障害の治療のための抗不安薬として利用されます。一応、バスピンには「抗うつ効果」もありますが、バスピンは抗うつ剤ではないので、本格的なうつ病に使うことはほとんどなく、抑うつ程度の軽いうつ状態の場合に使用します。
「催眠作用(睡眠作用)」は、不眠を治す効果です。睡眠薬の中でも、効果は短時間なので、寝付きを良くする「睡眠導入剤(入眠剤、眠剤)」として利用されます。バスピンは、6~7時間で血中濃度が半分になり、寝ているうちにバスピンの効果は切れてしまいます。そのため、朝起きにくくなるほどまでは、睡眠作用は持続しないので、安心して利用できます。
バスピンは、日本では未承認の薬なので、購入するときは、薬の個人輸入サイトを通して購入します。日本では、2016年にデパスの輸入が禁止となったため、替わりに、皆、バスピンを使うようになったため、バスピンは、抗不安薬・睡眠薬の中で最も人気の薬となっています。なお、日本人の購入者の場合、睡眠導入剤として購入している人の方が多いです。不安の軽減のために購入している方の場合、不安の程度は軽い方が多く、もしものときのためにお守り代わりに買い置きしている方もいます。
なお、バスピンは、「バスパー」という薬のジェネリック医薬品でもあるので、海外では「バスパージェネリック(バスピン)5mg」という名前で売られています。
バスピンの効果は、不安と不眠!
「バスパージェネリック(バスピン)5mg」
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バスピンの効果:はじめの使い方と増量の仕方
バスピンの効果を得るためには、使い方にも気をつけるようにしましょう。特に気をつけたいのは、次の2点です。
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「グレープフルーツと一緒に飲まない」というのは、グレープフルーツには、消化管からの吸収を阻害する「フラノクマリン」という成分が含まれているためです。フラノクマリンの効果により、薬が代謝されにくく体内に長くとどまってしまう結果、バスピンの血中濃度が高くなってしまい、副作用が出やすくなります。グレープフルーツの効果は、グレープフルーツを直接食べるだけでなく、グレープフルーツのジュースやジャムでも現れてしまうため、注意しましょう。他にも、ハッサクや夏みかん、ライム、マーマレードの原料となるセビリアオレンジなど、一部の柑橘類にもフラノクマリンが含まれています。そのため、気になる方は、薬を飲んだ後の2時間程度は、柑橘類全般をとりあえず控えるといいかもしれません。
ちなみに、全ての抗不安薬がグレープフルーツにより血中濃度が高くなるわけではなく、グレープフルーツの影響を受ける薬は、ごく一部です。例えば、ワイパックスやマイスリーといった抗不安薬や睡眠導入剤は、グレープフルーツの影響を受けません。
「抗不安薬として使う場合は、1日2回~3回に分けて使う」というのは、バスピンの血中濃度が半減するのが6~7時間程度と、短いためです。そのため、バスピンを朝食後に飲んでも、夕方頃までには効果が切れてしまうため、1日2回~3回に分けて服用した方がいいわけです。
ちなみに、睡眠導入剤として利用する場合は、寝る前の1回のみで大丈夫です。バスピンは短時間で効果が出るため、眠剤として利用する場合は、ベッドに入ってから飲むのがおすすめです。
バスピンの使い方と増量については、抗不安薬として使う場合、次のように行います。
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なお、バスピンには、「5mgタイプ」と「10mgタイプ」の2種類が販売されていますが、増量は5mgずつ行うため、「5mgタイプ」の方が人気があります。5mgを1日2回に分けるときは、ピルカッターを使って、半分に割って使えば解決します。ピルカッターは、100均やドラッグストアで売っています。
バスピンの「5mgタイプ」は100錠入っていますが、抗不安薬として使用する場合、平均的な用量である「1日15mg~30mg」で使用すると、「1日で3錠~6錠」消費するため、16日~33日程度でなくなってしまいます。そのため、抗不安薬として使う場合は、2箱以上買った方が安心かもしれません。
睡眠導入剤として利用する場合も、抗不安薬として利用するときと同じように、「1日5mg~15mg」から始めていき、効果を見ながら増量していきますが、普通は、5mgで十分眠ることができます。5mgなら、1日1錠しか消費しないため100日分使えるので、睡眠剤として使う場合は、1箱購入するだけで十分かもしれません。
抗不安薬や睡眠薬を処方してもらう場合、精神科の病院を受診しなければいけないため、少しだけ薬を試してみたいという方にとっては、ハードルが高いという難点がありました。しかし、バスピンなら、薬の個人輸入サイトで購入できるため、日本人に最も人気のある抗不安薬・睡眠導入剤となっています。
また、バスピンは、抗不安薬の中でも「非ベンゾジアゼピン系」に属しており、「ベンゾジアゼピン系」より副作用が少なく、依存性も低いため、安全性からも高い評価を受けています。バスピンは、海外では「バスパージェネリック(バスピン)5mg」という名前で販売されているため、一度、抗不安薬や睡眠薬を試してみたいと思っていた方は、チェックしてみてもいいかもしれません。